安倍首相の突然の靖国参拝

やっとることの根本原理が中韓と変わらん。対内的な配慮をもって対外強行姿勢を示しただけの張子の虎。
これに関しては、アメリカが「失望」という強い表現を使うのは当然で、この前置きとしてアメリカの国務長官が戦没者慰霊の参拝に「千鳥ヶ淵」を訪れ、アーリントン墓地に最も近いよりよい慰霊施設・墓地としての意向を示していました。

さらに悪いことに、安倍首相自身が「靖国はアーリントンと同類の施設」と発言したことも影響しています。安倍首相はこういっていますが、アーリントンと靖国の成立の経緯が似通っているだけで実態は全く違います

 

アーリントン墓地

  • 現在のアメリカの発端となった南北戦争の『両軍の戦没者が弔われている
  • 国営である
  • あくまで墓地
  • 宗教的多様性を尊重することで政教分離原則に極力配慮している
  • 埋葬・墓碑設置は故人・遺族の意向が第一に尊重される

靖国神社

  • 大政奉還前後から現在までの『体制側に与して戦死した』人だけが祀られるのが原則で、朝敵であったり反体制として戦死した人、行軍中の病死した人の一部は祀られていない
  • 一宗教法人の民営施設
  • あくまで戦死者を戦神として『祀り上げる』施設であり、慰霊ではなく招魂の施設である
  • 一宗教法人であるため、宗教的多様性は皆無であり、且つこれに国家権力保持者が肩書を持って関与することは政教分離違反に問われるのは当然
  • 合祀は靖国の判断によって行われ、故人・遺族の意向が明示的に反映されているわけではない上に、魂が混然一体になるという『訳の分からない非日本神道的・陰陽道的言い分で分祀を認めていない

とまぁ、施設の現状の性質だけを見ても、靖国参拝の問題がA級戦犯合祀云々の問題ではないことは火を見るより明らかなわけで、さらに靖国神社成立の経緯とその存在の天皇に対する侮辱性は、先の記事『靖国神社が参拝するに値しない理由』でも述べている通りなのでして。

他方、アメリカ政府が靖国参拝へ失望を表明した前後、アメリカ軍の辺野古移設への目途をつける決定を沖縄県知事にさせ『決定を評価する』とアメリカ言わせたことにより、明らかにアメリカ側からの要求があったと思われるNSC・特定秘密保護法・積極的平和主義の三本柱の方針も合わせて安倍首相的には借りは返したつもりでしょうが、当のアメリカとしては以前の反故にされかかった約束が本来通りに『元に戻ったことを』評価しただけで、貸しを清算した等とはこれっぽっちも思っていないでしょう。靖国参拝よりも前にできた貸しを返してもらっただけで普通に考えれば当たり前のことです。

中韓の反応なんぞ、私はそもそも歯牙にもかけていないので無視してますが、この靖国参拝は、対アメリカの借りのほうが相当高くつくと思う。

ここからは私の予測ですが、TPPで日本側は大幅譲歩すると見ました。”Buy my Abenomics”が”Sell Japan’s economics”にならなければいいですね(ニッコリ)

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