寓話:狼少年 の裏の意味

羊守りの少年が嘘をついた挙句、最後は大人たちに信用されなくなって、狼が来たといっても信用してもらえなかった、という話。

これには裏の意味があると思うわけであります。

じゃあ、信用しなかったからと言って、最後に狼が来たという事実がなかったことになったのでしょうか?
いいえ、狼の襲来を知らせた羊守りの少年を信用しなかった結果、羊は食べられてしまいました。

狼少年の寓話の裏の意味は、『発言者の性質で物事を判断するな』ということです。

似たようなことは中国の論語でも出てきます。

『子曰く、君子は言をもって人を挙げず、人をもって言を廃せず』(孔子はおっしゃいました、「君子は発言で人の性質を判断せず、人の性質で発言を判断しない。」)

最近いろいろ政治がらみで問題が出てきて、やれ○○党だから、やれ誰彼だからという言説が多すぎる。その程度で物事を見極めた気になってる時点で、判断を他者に依存して思考停止してますと宣言しているようなもの。
結局は物事の見極めには自分の目と頭を使わなきゃ話になりません。ネットは幸いにも色んな情報を集める手段として非常に有用ですが、その分、色んな偏った言説も巧妙に混ぜてきますので、それを払いのけて濾過するだけの能力が必要、ということです。

嘘を嘘と見抜けない人に掲示板を使うのは難しい、という言葉を引用するなら、
『他者の言説に惑わされ、真実を真実と見抜けない人にネットを使うのは難しいということです。

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