マイナポイントを目当てにマイナンバーカードを作って良い人ダメな人

まず初めにお断り。これは2020年3月5日現在の話です。将来的には改善される可能性もあるので確認しましょう。
マイナンバーカードとキャッシュレス決済普及を目的としたマイナポイントというのが計画されていますが、現状のシステムでは利用して良い人とダメな人がハッキリしています

要約:マイナポイントを狙ってよい人は、『NFC対応スマートフォンを持っている人か、税金の申告を電子で行うe-Taxを利用している人』だけです。それ以外の人はセキュリティーと費用対効果を天秤にかけると確実に損します。

端的に話を進めますが、マイナポイントはマイナンバーカードを作るだけでは受け取れません。
マイナンバーカードを作った後、『マイキーID』という公共機関以外のサービスでマイナンバーを利用する為のIDとパスワードを取得する必要があります。
が、これがかなりの曲者なのです。

マイキーIDを取得する方法は2つあり、
一つはNFC対応スマートフォンに専用アプリをインストールしマイナンバーカードのICチップをスマートフォンに読ませて登録する方法、
もう一つはパソコンに専用のプログラムをインストールし、ブラウザからICカードリーダーにマイナンバーカードのICチップを読ませて登録する方法です。

前者は比較的新しい仕組みですのでそれほど問題にはならないと思います。気を付けるべき点はできるだけ最新のOSを使うことぐらいです。新しい方が基本的に脆弱性も少ないですので、セキュリティー的にも問題にはならないと思います。

問題は後者で、パソコンを使ってマイキーIDを取得する場合、『Internet Explorer 11(以後、IE11)の使用と、ActiveXというIE11のブラウザ上で動作するプログラムのインストールが必要』なことです。
はい、わかる人は分かると思いますが、もうIE11とActiveXというのが必須という時点で、化石レベルのセキュリティーです。
安いICカードリーダー2000円払って5000円ポイントバックされてもこの仕様ではリスクバランス崩壊です。

ではNFC対応スマートフォン準備します?ポイント以上の費用を払って?
元々買い替えの必要がある人以外がポイント目当てに準備すれば確実に損です。
パソコンでマイキーIDを取得するなら、税金の電子申告であるe-Taxを利用する人だけするべきです。
e-Taxも同じ環境が必要ですので問題ありません。いえ、問題はありますが毒を食らわば皿まででリスクは変わらないのでどうせならポイント還元で少しでも元を取りましょう。

結論を申し上げますと、NFC対応スマートフォン以外でのマイキーID取得は絶対にお勧めしません、というかe-Taxを利用する人以外は個人的にパソコン経由では取得しないことがベストです。

まぁついでですけど、e-Taxって本当に恐ろしいシステムですね。
あんなセキュリティー的にいつ崩壊してもおかしくない環境でよくもまぁやってると思います。

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